OHPの活用とTP制作の手びき-093/152page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

TP 活用のし方・留意点
TP1
TP1
TP2
TP2
TP3
TP3
TP4
TP4
これから直線だけをつかって変化のある面をつくり出す学習をします。つくる条件を与えますから,その方法をよく考えて,いろいろな工夫をしてみよう。
 
※導入法としては,参考作品やTPの提示によって完成の予想を与える方法もある。
○基本作例の1つを取り上げ,そのかき方について考える。
・TP1により基本型をオーバレイで操作し,作図の手順を明示する。
・図1 (直角に交わる等しい長さの直線に等分線を入れる。)
・図2 (順次直線で結ぶ。)
・図3 (直線の交点は,視覚的な曲線を生むことに気づかせる。)
・基本型Aとして表わし,確認させる。
○基本型Aのバリエーションを考え,構成の発展のさせ方について理解させる。(TP2)
・図4 (基本型Aが左右対称の場合)
・図5 (図4を上下につないだ場合)
・図6 (基本型Aが曲面対称の場合)
 
 
 
 
○図6が正方形の外形を生み出すことに気づかせ,構成の基本をTP3によって示す。
・基本的な作品化までの1例の制作手順を流れにそって理解させる。
・TP3-1・TP3-2・TP3-3の順に重ね,基本型の組み合せと線の構成との関係を把握させ,完成への予測をさせる。
・TP4を示し,更に基本型Aを組み合わせたり,重ねたりするとさまざまなバリエーションが生まれることに気づかせる。
 
 
 
○TP5により基本型Aの変形例を上げ,構成の応用を工夫させる。
・図B・図C(もとになる2辺の狭角を変えると,中に生まれる曲線は変化する。)
・図D・図E(もとになる2辺の長さを変えると,不規則な曲線になる。)
・各自が条件にそった構成の基本を理解したかどうか確かめる。

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。