OHPの活用とTP制作の手びき-094/152page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

TP5

TP5

○各自の表現のねらいとアイデアを発表する。
・配布したTPシートに,1辺20cmとする画面の正方形をかかせる。(フェルトペン)
・いろいろな単位形の組み合せを考え,可能かどうかを確かめる。(TP4の提示)
・TPシートに単位形の組み合わせをかく。(曲線部分は,フリーハンドでかく。)
・できた者から生徒自身に投映させ,自分の表現のねらいを発表し,方法が正しいかどうかを確かめ合う。
○制作する。
・制作条件
準備した4切画用紙に1辺25cmの正方形をかき,定規とボールペンを使用して制作すること。
・各自考え出した単位形の組み合わせを点検し,計画に従って制作する。

(5)制作過程をあらかじめ提示する指導での活用
 1)表現(工芸),(中学校・高等学校)

題材 ベニヤ合板を使って積層による立体を作る。
ねらい  作品がどのような過程で、どのように作られていくのかの制作全体の流れを把握させておくことは、生徒各自に全体の中での位置の確認と制作のめあてを知らせることができる。制作過程をあらかじめ示し、材料からくる制約と可能性を追求しながらアイデア、スケッチから完成予想図までをまとめ、発想を定着させる。これを実際の作業手順の中で活用させ、主体的に制作できるようにする。
 

TP 活用のし方・留意点

TP1

TP1
○TP1―アイデア・スケッチ
・多様な発想ができるように教師の助言により,イメージ豊かな展開を心がける。
・全体の形体の把握から出発して,細部の処理をさぐる方法で描かせる。
・合板の平面の重なりによって立体がつくり上げられることを確認させ,検討・修正をさせる。
○TP2―ラフ・スケッチ
・TP2と参考作晶の範示により比較をさせ,ラフ・スケッチの方法を知らせる。
・自己の発想でまとめたデザインが,具現化できるかどうかの可能性を追求させる。

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。