OHPの活用とTP制作の手びき-097/152page

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 小学校4年生の「腕立て閉脚跳び」の指導で,この運動のやりかたをこどもたちに理解させて主体的に運動の学習にとりくませるために,既製の図から写しとる方法で運動を7つの部分的な動きに分解し,それを一連の動きに合成しながら各部の動きのポイントを分析的に提示できるようなTPを作製した。次の表は,このTPの活用のしかたをしめしたものである。

TP番号 TP 使い方
TP1
(完成TP)
TP1-1
TP1-2
TP1-3
腕立て閉脚とび
TPを提示しながら,運動のポイントを知らせる。
 
 
(ア)TP1(完成TP)を提示し,腕立て閉脚跳びのやり方をしらせる。
 
 
(イ)TP1-1を提示し,とび箱のおき方,高さ,踏み切板の位置,マットのしきかたを知らせる。
 
 
(ウ)TP1-1にTP1-2を重ねて提示し,助走・踏み切りのポイントを知らせる。
 
・助走のしかた
約3〜5mから軽く助走し,踏み切りでとまらない。
・踏み切り
低く踏みこんで,足裏全体で踏み切る。
 
(エ)TP1-1とTP1-2にTP1-3を重ねて提示し,手のつきと両膝のひきつけ,両手のつきはなしかたのポイントを知らせる。
 
・手のつきと両膝のひきつけ,手のつきをはやくし,両手をついたらすばやく両膝を胸にひきつける。
・両手のつきはなし両手で台をつきはなす。

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