OHPの活用とTP制作の手びき-144/152page
(P.35) 拡大投映法 TPの1部をレンズやワイドアダプター,トラペンルーペなどを用いて拡大投映するOHP利用法。(P.23) 重ね合わせ法 合成分解法参照。(P.19) カッター台 カッターを用いるときに机面などを傷つけないようにするために用いるもの。直定規が付いたカッターメイトなどの名で市販されているものもある。(P.29) カッターメイト カッター台参照。 カッターコンパス TPシートやカラーシート,カラーボード等を円形に切断するとき用いるもので,コンパスの一方にカッターの刃がつけられるようになっている。(P.29) カラーシート TPの彩色用に用いられる透明色彩シートで,アセテートのものとビニールのものがある。また,接着方法により,のりのついているものと,のりのない圧着式の2種があり,こののりつきをカラーシート,圧着式のシートをカラードタックの品名で区別することもある。(P.28,32) カラードタック カラーシート参照。 カラーテープ グラフや表などのTPを自作する時に用いる。カラーシートを1.5mm,3.0mm等の幅にカットされたもので,テープ状になったもののほか,カラーシート状でカット線の入っているもの(カラーライン)などがある。また,破線状のカラーテープ(幅パターンカラーテープ)もある。(P.29,33) カラープレート カラーボード参照。 カラーボード 厚さ0.5mm程度の透明板で6色(赤・緑・黄・青・紫・榿)あり,模型や切りぬきTPなどに用いられる。カラープレート・TPボードとも呼ばれ,厚さや材質によって各種のものがある。カッターやカッターコンパスで簡単に切断できる。(P.29,34) カラーライン カラーテープで参照。 乾式 複写機を用いてOHP資料(TP)を作成する際に,現像液等を用いないで製作する方法である。
感熱方式,ドライフォト方式,ファクシミリ方式などがある。(P.35)
感熱方式 TP作成における複写方法の一方式で,原稿の黒く書かれた部分は熱を吸収し,紙の白い部分は光を反射するので,この温度差を利用してフィルムに焼きつける原理を利用している。
熱に対して敏感に反応する感熱フィルムとカーボンを含むえんぴつで書いたものや赤外線をよく吸収発熱する物質を含んだインクで印刷された原稿を重ねて複写機にかけ,焼きつける。
クセノンランプを使用したものと,赤外線ランプを使用しているものがあり,クセノンランプ使用のものは閃光で瞬間的に複写できるので,ストロボ方式とも呼ばれている。(P.35,36)感熱用フィルム 感熱式複写機を使ってTPを作成するとき用いるもので,原稿にこのフィルムを重ねて複写機を通すだけのものと,中間紙を用いるものとがある。(P.29,37) き
キーストーン効果 スクリーンに角度をつけずにOHPのヘットを上向きにして投映すると映像が上ひろがりの形(逆梯形)になる。その形が,石橋をつくるとき真中に用いるかなめ石(Key stone)の形に似ているので,これをキーストーン効果と呼んでいる。(P.10) 記入消去法 OHPのステージ上に未使用のシートや未完成のTPをのせ,OHPペンで自由に記入したり,加筆したり,時には消去したりしながら提示するOHP利用の方法。(P.18) 切りぬきTP 図形や人の形をカラーボードなどで切りぬいてつくり,OHPのステージ上にのせて具体物として利用するもの。チップなどの名称で呼ばれることもある。(P.21) く
具体物置換法 カラーボードやプラスチック板等でいろいろな具体物や半具体物の小道具を作り,OHPのステージ面に並べたり置き換えたりして,これを操作して提示するOHPの利用法。(P.21)
クリアシート TPシート参照。