OHPの活用とTP制作の手びき-146/152page

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シルエット法 不透明なものをOHPのステージ上に置くと,その影が黒くスクリーン上に投影される。これを利用して実物を用いたり,いろいろの形を切りぬいた紙を用いたりして提示する方法である。
 

 
水性ペン フェルト芯に光を通す水溶性のインクをにじませたOHP用のペンで,水を用いて簡単に消去でき,保存の必要のないTP記入に利用される。
 プロジェクターペン,水溶性ペンなどの名称で市販されている。(P.28)
垂直投映法 化学実験の現象などを横から投映するためのOHP利用法で,OHPを横に倒して利用し,平面鏡をつけたサイエンススタンド等を用いる。(P.23)
スイッチコントロール法 フラッシュ法参照。
スクリーン 映画,スライド,OHP等の画面が投映されるもので,白布・白紙などが使われている。市販のものには明るくシャープで色の再現のよい画面を得るために表面をいろいろ加工しているものもある。
 持ち運び自存のスタンド型(移動式)と教室等に固定して使用する固定型(スプリングローラ式,手まきつりさげ式)がある。(P.10)
ステージ OHPの資料をのせる部分で,ステージガラスがはめられており,その上にTPや投映資料を乗せ,光源ランプからの光により投映する。(P.7)
スピンナー 偏光板参照。
スライドアダプター OHPの光源を利用してスライドを投映する装置。一般にはOHPのステージにスライド用の付属品をのせて利用する。スライド投映法参照。
スライドチャート法 チャート的利用法参照。
スライド投映法 OHP用のスライド用機器(スライドアダプターなど)を用いてスライドを投映するOHPの利用法。(P.22)
 

 
成層法 合成分解法参照。
全体部分提示法 OHPを利用して効果的に提示する方法の1つで,マスキング法,表出法とも呼ばれている。
 TPの内容の一部分を不透明な厚紙などによって遮へいし,必要な部分だけを投映したり(部分提示)遮へいしていた厚紙を取りはずして全体を投映したり(全体提示)する方法。あるいは全体の内容を投映してから次々と必要な内容だけ投映されるように遮へいしていく提示の方法である。(P.23)
 

 
TP transparencyの略称で,透明なもの,すかし絵,すかし文字,すかし模様などの意味であるが,一般には,OHPによって投映提示される教材や資料の総称として使われている。
 OHPシート,トラペンなどとも呼ばれている。(P.5)
TP作成機 OHPによって投映提示する資料を作成する機器の総称で,主として複写法によるものが多い。方式も各種ある。(P.34)
TPシート クリアシート,プラスチックシートなどとも呼ばれているもので,透明なTP作成用のシートの総称であり,材質によりアセテート,塩化ビニール,ポリプロピレンなどに分けられる。また大きさや厚さによってA版,B版……などの区分もされている。(P.28)
TPシール シートホルダー参照。
TPファイル 自作したTPなどをとじ込むもので,TPの整理・管理に便利である。シートホルダーに穴をあけそのままファイルしたり,TPを袋に入れてファイルすることもできる。
TPボード カラーボード参照。
D・S方式 ドライフォト方式参照。
手書き法 TPシートにOHPペンなどを用いて文字や数字・図表などを手書きしてTPを作成する方法。(P.29)
テクナメーション テクニカル・アニメーション(technical animation)からの合成語で光の偏光現象を利用して映像に直線的な動きや回転運動などの現象を提示する方法。流動法参照。

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