教師のための統計入門-103/233page

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(電) MC887×0.681(M+)1110×0.715(M+)MR÷1997=

zの値

(電) MC0.7×0.3×1997÷887÷1110=√(M+) 0.034÷MR=

3. 標準正規分布の危険率5%の境界値は,1.96(ヒトクロー)

∴ |z| < 1.96

4. ゆえに,危険率5% で,有意差なし。よって,仮説 H0:p1=p2 は棄却しない。すなわち,両年度の正答率には差があるとはいえない。

○ 小問2について,1と同様にして,

  |z| =2.51

∴ |z| > 1.96

ゆえに,危険率5% で,有意差あり,

よって,仮説 H0:p1=p2 を棄却する。

(対立仮説 H1:p1≠p2 を採択する)

すなわち,両年度の正答率には,差がある。

そして,この場合, -p2=0.843 > 0.800=-p1

        ∴ -p2 > -p1

であるから,     p2 > p1 (p88参照)

すなわち,53年度の県の正答率の方が,45年度の県の正答率より良い,といいうる。

3. X2 (カイ二乗)検定

ここでは, X2 分布を用いた適合度の検定と,独立性の検定について説明します。


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