教師のための統計入門-110/233page
などですが,結局,次のようにすればよいわけです。
○ 次に,理論度数を計算します。定数計算のできる電卓では,これを活用してください。
0.0132×454=6.0,0.0427×454=19.4
○ 度数の欄と,理論度数の欄とを見てみますと,度数が5より小のものは,階級が90〜100に対する3です。したがって,ここは,上の階級80〜89の度数23と合わせて26とし,理論度数の欄もこれにならって,19.2+5.7=24.9とします。
3. さて,いよいよ X2 の値を計算します。
X2=52/6+192/19.4+552/52.3+……+262/24.9−454
=1.88
(電) MC5×=÷6(M+)19×=÷19.4(M+)…26×=÷24.9(M+)MR-454=
4. 危険率を5% とします。この場合の自由度は8-3(注5)=5となりますから, X2 (5,0.05)=11.070
5. ∴ X2 < X2 (5,0.05)