教師のための統計入門-121/233page
4. X2 =10.3, X2 (1,0.05)=3.84
∴ X2 > X2 (1,0.05)
5. よって,危険率5%で仮説 H0 を棄却し, H1 を採択する。
ゆえに,1回目と2回目の○,×に変化はあった。
なお,この場合,X2 =10.3, X2 (1,0.01)=6.635ですから Xc >X2(1,0.01),ゆえに危険率1%でも仮説 H0 は棄却されます。
(注10) 観察度(bとc)の中に,5より小さいものがある場合は,次のように修正した X2 の式を用います。
X2 =( | b−c | −1)2/(b+c), 自由度は1
n2=n1 のとき,次のような簡単な式になりますので,これらを用いた方が便利です。
○p84から
〔4〕の2
○p92から
〔5〕の2
○p96から
〔6〕の2