教師のための統計入門-127/233page
(電) 59350÷285.83211÷219.3172= (0.946754)
したがって,この14人の数学の得点と理科の得点との間の相関係数は 0.95 ですから, p118の表から,強い相関がある,ということになります。
次に,相関表から,相関係数を求める方法を示します。
下の表は,ある高校一年生227名の一学期末考査の数学 X の得点と,二学期末考査の数学の得点 Y とを相関表にまとめたものです。
この表から,相関係数 r を次の式によって求めます。
(例26)
Y/X 10〜19 20〜2 0〜39 0〜4 50〜5 160〜6 70〜79 80〜8 90〜100 fv v vfv v2fv V vV 90〜100 2 3 1 1 7 4 28 112 15 60 80〜89 1 3 3 3 1 11 3 33 99 21 63 70〜79 1 3 8 9 10 5 36 2 72 144 39 78 60〜69 1 4 10 11 9 5 1 41 1 41 41 42 42 50〜59 2 9 18 13 6 3 51 0 0 0 21 0 40〜49 1 1 7 6 14 8 7 1 45 -1 -45 45 -2 2 30〜39 2 5 7 9 4 27 -2 -54 108 -19 38 20〜29 1 4 1 6 -3 -18 54 -17 51 10〜19 2 1 3 -4 -12 48 -10 40 fu 4 7 1 31 59 50 38 18 3 227 45 651 90 374 u -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4 Σvfv Σv2fv ΣvV ufu -16 -21 -34 -31 0 50 76 54 12 90 Σufu 検算 u2fu 64 63 68 31 0 50 152 162 48 638 Σu2fu u -12 -17 -18 -10 -6 30 43 27 8 45 uU 48 51 36 10 0 30 86 81 32 374 ΣuU
(注) X, Y ともに90〜100の階級は,他の階級の幅と異なりますが,度数が小さいので,u, v の欄は4(本当は4.05)としてかまいません。