教師のための統計入門-183/233page
ことにします。
4. X2 分布表
〔準備2〕ガンマ関数 Γ(α) (α>0)
Γ(α)=∫Xa-1 e-X dX
(性質) Γ(α+1)=αΓ(α)
これは,部分積分法より導かれる。
また,次の等式が成り立つ。
(1) Γ(n+1)= n ! ( n は自然数)
(2) Γ(1)=1
(3) Γ(1/2)=√π
確率密度関数 fn (X)が
で定義される分布を,自由度 n の X2 分布といいます。したがって,定積分
の値を求めることができれば,"手さぐり法"によって,%点も求めることができます。1)において,