教師のための統計入門-192/233page

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1) 同一学級における,期間を置いての同一テストの差からの進捗の検定

2) 同基準にある異種のテスト間の差異の検定などに用いられます。

この1)の例としては,知能テスト,体育の技能に関するテストなどがあげられますが,もしも,検定の結果,有意差がでたとしても,それは何によってでたのかまではわかりません。

また,この検定は,一群法の仮説の効果の検定には不適当です。なぜなら,ある一定期間,仮説を適用してもしなくても,とにかく指導したならば,指導の後に進歩のみられるのは当然だからです。


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