教師のための統計入門-206/233page
(表3)
出席番号 氏名/事後・把持テスト
/小問番号1 2 3 後 把持 後 把持 後 把持 1 ○ ○ ○ ○ × ○ 2 × × × × × × 3 O ○ ○ ○ ○ ○ 4 ○ ○ ○ × ○ × 5 ○ ○ ○ × ○ × 6 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 ○ × ○ × ○ ○ 8 × ○ ○ ○ ○ ○ 9 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10 ○ ○ ○ ○ × × 11 × × ○ ○ ○ × 12 × ○ × ○ ○ ○ 13 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 14 ○ ○ × × × × 15 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 16 ○ ○ ○ ○ ○ × 17 ○ ○ ○ × ○ ○ 18 欠○欠○欠×19 ○ × ○ ○ ○ ○ 20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 21 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 22 ○ × ○ × × × 23 ○ ○ × ○ × ○ 24 ○ ○ ○ × ○ ○ 25 ○ × ○ ○ ○ ○ 26 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 27 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 28 ○ ○ ○ ○ ○ × 29 ○ ○ × ○ × × 30 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 正答数(正答率) 25(86) 23(79) 24(83) 21(72) 22(76) 19(66) の数 の数 25 21 24 18 22 17 把持率 84 75 77 両テストを受験した人数 29
(表4)
有効度指数を求めたときと同じように,まず,事後テスト,把持テストの少なくとも一方を欠席したものに横線を引き,計算の対象としません。(表3)では,事後テスト,把持テストの両方とも受験した人数は29人であることがわかります。
小問1について,事後テストの正答者数(の数)は25,事後テスト,把持テストともに正答者の数(の数)(これは,事後テストの正答者のうち,把持テストの正答者の数のこと)は21ですから,p205の公式(B)によって,
(把持率)=(の数)/(の数)×100
=21/25×100
≒84
と求めることができます。同様にして,小問2,3の把持率は,それぞれ,75,77となります。
(表4)は,(表3)の諸結果を見やすく