研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-011/170page

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1 現代社会の基本的な問題
(1) 現代と人間
小項目「現代社会の成り立ちと人間生活」
・ 小項目の目標
現代社会の特質を,身近な生活との関連において具体的にとらえ,現代社会の基本的な問題について理解を深める。
・ 指導計画
中学校の主な学習語句
核家族 男女の平等 民法 相続 扶養 過密 過疎 離村 消費生活の向上 技術革新 オートメーション 大量生産 マスコミュニケーション

観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連
現代社会の成り立ちと人間生活
(5時間)
○ 「現代社会」を学ぶ意義を理解させる。 1「現代社会」を学ぶに当たって
(1)「現代社会」を学ぶねらい
(2)「現代社会」の主な内容
(3)「現代社会」の学ぴ方
○ 『現代社会』をみる眼』(飯塚著 NHKブックスP9〜14) ○ 現代社会ということばのイメージを話し合わせ「現代社会」を学ぶ意図を理解させる。 (公民)内容(1)民主主義と現代の社会生活

○ 文化のはたらきと特色」「文化の伝統」「文化の創造」など,現代の社会と文化とを関連させながら理解させる。
(歴史)内容(8)近代日本の歩み
エ 生活の変化と近代文化の形成

○ 文化の発展に伴って生活や文化が近代化されるいわば社会の発展を近代化と関連づけながら理解させる。
ウ 近代産業の発展と社会問題
(世界史)内容(1)今日の世界と日本「第二次世界大戦後の国際社会」

○ 現代の社会は,一方では飛躍的な科学技術の発達をもたらしたが他方,その行きずまりもみられ,人類,文化の在り方が問い直されていることを理解させる。「科学技術の発達と今日の人類文化」

○ 20世紀における科学技術の著しい発達は,人々の生活に画期的な変化をもたらしたが,全人類的に多くの間題を投げかけていること
○ 家族の人間関係や生活の変容を取り上げ,現代社会の特質に気付かせる。 2 家族生活の変容
(1)両親,祖父母の青年時代
(2)核家族と家族の人間関係
(3)くずれる村落共同体と人間生活
(4)過密化する都市社会と人間生活
○ 『核家族時代』(松原治郎著,NHKブックスP17〜24)

○ 『社会科研究』(県北社会科研究会編,第3号 P4〜19)
○ 戦後の民主化,科学技術の発達,経済成長などの関連で,家族生活の変容を考えさせる。

○ 核家族化や家族の機能の縮小などが,家族の人間関係にどんな功罪をもたらしているか考えさせる。

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