研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-014/170page
観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連 人間生活と環境
(3時間)ころ」によって変わるものであって,決して固定的なものではないことをとらえさせる。 ○ 自然とのかかわりの上から人間生活を考えようとする意識を育てる。
(地理)内容(2) 日本とその地域&nbsP;
イ 国土の自然
○ 開発が自然との均衡を破ったとき,より大きな災害となっている現状に気付かせる。
(理科) 理科第2分野
(6)光合成と関連づけて指導する。から,人間生活と自然との調和を図るための在り方を考えさせる。&nbsP;
ウ 自然環境と社会環境
○ 社会の進展に伴って環境としての自然の意義は次第に変化してきたことを,環境問題などを通して地球的視野に立って考察させる。
(日本史)内容(6) 現代社会と文化の創造 「現代の世界と日本文化」
○ 人類の当面する課題の1つとして,資源・環境問題を取り上げる。○ 経済成長の結果人間環境が破壊され,人間にとって望ましくない環境問題が生じたことを理解させる。 2 経済成長と人間環境の破壊&nbsP;
(1)地域開発と災害
(2)人間環境の破壊
(3)自然の報復○ 「自然の反抗」
(朝日新聞1979年1月26日)
○ 「環境の危機」
(『環境科学』日本放送出版協会P11〜24)○ 自然の報復の例としては,地盤沈下,都市の水害,ナイル川の場合などを取り上げる。
○ 廃棄物や地域開発が環境の汚染や自然の破壊をもたらすことが多いことに気付かせる。○ 人間と自然環境の関係を生態系の中でとらえ,自然のバランスについて理解させる。 3生態系の中の人間
(1)水循環・光合成
(2)食物連鎖
(3)自然のバランス○ 『水文学の基礎』
(市川正己著 古今書院P31〜32)
○ 『有限の生態学』
(栗原康著 岩波新書P123)
○ 『公害から環填問題へ』
(東海大学出版会P185)○ 人間生活も自然の生態系の中に含まれて,人間がその絶妙なバランスのなかで生きていることに気付かせる。