研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-025/170page
景気の変動(3時間) ○ インフレーションが発生する一般的原因とそのメカニズムについて理解させる。
○ インフレーションが国民生活に及ぼす影響について考えさせる。2 現代のインフレーション(1)インフレーションの意味(2)インフレーシヨンの原因とそのメカニズム(3)インフレーションと国民生活 ○ 「日本銀行券発行高」(『日本国勢図会』1980年版P437)
○ 「我が国の消費者物価指数」(『日本国勢図会』1980年版P434)
○ 「スタグフレーション」(野口雄一郎著『現代の資本主義』朝日選書P154〜162)○ 日本銀行券の発行高と消費者物価の推移を比較し,その関係について考えさせる。
○ その際,デフレーションやスタグフレーションにも触れながら指導する。
○ インフレーションは国民生活を不安定にし,低所得者や高齢者に対してはとくに深刻な影響を与えることを理解させる。(公民)内容(2) 国民生活の向上と経済 ウ 国民生活と福祉
○ 国民生活にとって財政収支が重要な意味をもっていることを理解させる。
○ 租税の役割と納税の義務についての理解を深める。○ 国民経済の動きにかかわる財政・金融の景気調整,資源配分,所得分配などの機能と政策,国民福祉の向上のための政策などに触れる。 ○ 財政における租税の役割について理解させる。
○ 現代の資本主義経済では,政府によって国民経済の変動が調整されていることを理解させる。3 景気変動と政府の役割(1)租税とその役割(2)景気変動と財政政策(3)景気変動と金融政策 ○ 『経済オンチのための経済入門』(重松政男著 日本実業出版社P181〜182)
○ 「国債依存度の推移」「租税負担率の国際比較」(『日本国勢図会』1981年版P445P447)○ 公債の発行高の推移をみながら,公債が国民生活に及ぼす影響について調べさせる。
○ 財政・金融政策については,理論的にあまり深入りしない。