研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-039/170page
観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連 国家と個人
(2時間)○ 私たちにとって国家とはどのようなものなのかについて考えさせる。 1 国家への帰属意識
(1)国家へのイメージアンケート
(2)青年の国に対する意識の比較
(3)国家を意識するとき○ 「イメージアンケート」調査用紙
○ 「各国青年の国に対する意識」・「各国青年の自国人イメージ」(総理府青少年対策本部編『日本の青年』P90,P110)○ 国家を意識する場合(例えば北方領土問題,オリンピツクなどの行事,貿易問題,海外旅行などを具体的にあげて考えさせる。
○ 国家を意識するということは,国を愛する心の現われであることに気付かせる。(公民)内容(1) 民主主義と現代の社会生活イ 個人と社会
○ 家族,地域社会などの身近な社会集団についての機能を取り扱い,人間は本来社会的存在であることに気付かせる。
○ 社会生活における個人の役割とその在り方について理解させる。(地理)内容(3) 生活と地域
ウ 国土と住民
○ 「国家の領域と国境」(倫理)内容(1) 人間の自覚
(3) 現代社会と倫理などの学習を通して,民主社会の倫理について考えさせる。○ 国家に対する個人の期待や理想を含めて,国家の一員としての個人の在り方を考えさせる。 2 国家と個人とのかかわり
(1)国家の政策と個人の欲求
(2)国家的利益と個人的良心との対立
(3)日本人としての在り方○ 「チボー家の人々」(マルタン・ジュ・ガール,山内義雄訳,白本社巻4P229〜240)
○ 「日本のイメージ」(E,サイデンステッカー 朝日新聞1981.4.10)○ 日本の経済活動,海外旅行に対する国際的な批判などを取り上げて考えさせる。