研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-047/170page

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2 現代社会と人間の生き方

(1) 人間生活における文化
小項目 「世界の諸地域の文化と文化交流」
・ 小項目の目標
世界の諸地域の文化に目を向けさせて,文化の多様性,異質性に気付かせ,それぞれの文化が多様で異質でありながらも,共通したもの,普遍的なものをも内包していることに気付かせ,人類文化としての共通の基盤となるものは何かを考えさせる。
・ 指導計画
中学校の主な学習語句
文化 古代文明 文明開化 かな文字 採集と狩りの時代 焼畑 遊牧 農耕と牧畜 人種 民族 エスキモー人 オアシス ステップ イスラム教 湿潤アジア 乾燥アジア モンスーン 米作 華僑 仏教 儒教 ヒンズー教 西岸海洋性気候 地中海性気候 偏西風 黒土地帯 混合農業 酪農 移牧 キリスト教 プレーリー パンパ 人種のるつぼ 開拓者精神 シルクロード ユネスコ オリンピック東京大会

観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連
人間と文化
(1時間)
○ 文化を有することが人間の特性であり,それによって人間らしい生活が営まれることを理解させる。 1人間形成と文化
(1)人間と道具
(2)人間と言語
(3)文化と文明の概念
○ 「行動する人間」(祖父江孝男著『文化人類学のすすめ』講談社学術文庫 P17〜60) ○この時間は「人間生活における文化」の導入として設定した。
○ 文化と文明を対比させながら,生活文化について理解を深めさせる。
(歴史)内容(1) 文明のおこりと日本
ア 人類の出現と世界の古代文明
○ 人類が地域ごとに異なる文字をつくり,情報伝達,記録を可能にしたことに着目させる。
(地理)内容(1) 世界とその諸地域
(世界史)内容(1) 文明のおこり
○ 地球上に姿を現した人類が,長期にわたるいわゆる野蛮,未開な生活を体験した末,食料を生産する技術を体得し,各地域の自然条件と対応しながら,文明を築きあげていった過程を大局的に理
  ○ 現代の文明社会からもっともかけはなれた狩猟採集 1 狩猟・採集民の生活文化
(1)おもな種族の分布
○ 「経済の技術・生活の技術」(祖父江孝男著『文化 ○ ピグミー,エスキモーなどの具体例を取り上げる。
 


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