研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-051/170page
小項目 「日本の生活文化と伝統」
・ 小項目のねらい
身近な日本の社会において,自らが属する社会の基盤となっている生活文化と,そこに流れる伝統を理解して,自己形成の課題を明確にするとともに,それを受け継ぎ発展させていく意欲を育てる。
・ 指導計画
中学校の主な学習語句
季節風 四季 梅雨 台風 干ばつ 風水害 地震 歴史的風土 麻 唐草文 ふすま絵 友禅染 高床式 寝殿造 書院造 稲作 祭り かな文字 漢字 和歌 俳句 能楽 茶道 仏教 儒教 蘭学 シルクロード 文明開化
観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連 衣食住と日本の風土(6時間) ○ わたしたちの生活の仕方,とくに衣食住の伝統が日本の風土とのかかわりあいのなかから創造されたものであることを理解させる。 1 衣類の伝統
(1)衣類と繊維
(2)繊維と着心地
(3)日本の風土との関係○ 『日本の自然』(中野尊正・小林国夫 岩波新書P132〜140) ○ 日本の自然の特色を,.具体的な生活文化事象と関連させながら理解させるようにする。 (地理)内容(2) 日本とその諸域 イ 国土の自然
○ 地形,気候,植生,日本をめぐる海洋,自然の災害などを取り上げて,国土の自然の特色を世界各地域のそれと比較しながら全体的に把握させるとともに,地域によって様々な差異がみられることを理解させる。
(歴史)内容(1) 文明のおこりと日本(地理)内容(1) 人類と地球
イ 生活舞台としての自然で,気候の特色についての学習を深める。(世界史)各文化の中で,深化をはかる。とくに
(3) 庶民文化
(4) 町人文化農村の生活文化などで,木綿について,
(2)〜(4)の各文化の中の建築・彫刻工芸などで木造建築などについて,
(3)庶民文化で茶の湯・華道などについて,
(1)の水稲農業の開(4)麻・木綿・絹などの歴史(5)繊維の伝統(6)織りや染めの伝統 ○ 『幾何耕』(織田秀雄著 岩崎美術社)
○ 『絵耕』(織田秀雄著 岩崎美術社)○ 具体的な織物を見せながらすすめるようにする。
○ 衣類の洋装化とも関連させるようにする。2 住まいの伝統
(1)住まいの構造○ 『日本人のすまい』(上田篤著 ○ 建物の構造と風土や地震との関連に着目させる。