研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-054/170page
観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連 文化の受容と創造(3時間) もに,それらが海外の文化の形成にも寄与していることに気付かせる。 の日本」(『日本一文化人類学的入門』ハルミ・ベフ著 社会思想社P61〜63) る。 がらすすめる。
(歴史)内容(2) 奈良・平安の都と貴族の政治ア 聖徳太子と飛鳥文化
○ 飛鳥時代の美術・建築にも大陸文化の影響が強く出ていることを指導する。イ 奈良の都と天平文化
○ 天平文化では寺院の建築様式や正倉院御物などの中に世界的要素のあることに気付かせる。
(歴史)内容(4) 天下統一の歩みウ 安土・桃山時代の文化
○ ヨーロッパ文化の受容に着目させる。思想イ 思想と伝統
○ 外来思想の受容と独自な思想の形成にみられる日本の伝統について学習させる。
○ 外来,思想を取り入れ,あるいはこれとかかわりあいながら発展した思想として,例えば鎌倉時代の仏教,近世の儒学,国学,西洋文化摂取後の近代思想などを取り上げて指導する。2 よくみられる文様
(1)具体例をさがす
(2)使用例や名称
(3)ルーツをさぐる○ 『京からかみ』(千田長太郎著 岩崎美術社)
○ 「唐草文」(『世界大百科事典』平凡社Vo16P336)○ 現在でもよく見かける文様を取り上げる。 3 文化の受容と創造
(1)外来文化の受容とその意義
(2)文化の創造かすり,和歌,俳句能,茶道,柔道など
(3)海外文化への寄与展開例(14)○ 『日本文化史』(家永三郎,岩波新書 P208〜211)
○ 『日本文化の伝統と変遷』(日本文化フォーラム編新潮社 P203〜223)○ 外来語,文様以外のわかりやすい事例を取り上げる。
○ 文化の受容と創造が,多方面にわたることに気付かせる。また,そのなかには,海外の文化の形成に寄与した優れたものがあることに気付かせる。