研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-057/170page

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(2) 青年と自己探究
小項目 「現代の青年の心理的・社会的諸問題」
・ 小項目の目標
現代に生きる青年として,高校生が日々の生活の中で具体的に当面する心理的・社会的諸問題を取り上げ,それらを自己の課題として考えさせる。
・ 指導計画
中学校の主な学習語句
友情 男女交際 男女の人格の尊重 両性の本質的平等 信頼 婚姻 心身の健康 礼儀 自主・自律 行動と責任

 
観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連
若者の文化(2時間) ○ 若者文化を具体的に取り上げ,それらについて現代に生きる青年の一員として主体的に考えさせる。 1 若者文化を考える
(1)若者へのおとなからの批判
(2)若者文化の実態
(3)若者文化への共感と批判(4)若者の行動の特徴展開例(16)
○ 「若い疾走」(フィルムライブラリー1022 14分)
○ 「マンガ商品論」(『青年心理』19号 金子書房P91〜93)
○ 「親から見た青年」『現代青年の意識と行動』西平直喜編 大日本図書 P145〜147)
○ 服装(ジーンズ,長髪など),音楽(ロック,フォーク),漫画,旅行などを取り上げて,若者文化について考えさせるようにする。
○ 教師は,生徒の興味にのみ迎合することのないようにする。
○ 若者の行動の短所のみをみるのではなく,若者文化のもつ積極的な意義について十分指導する。
(道徳) 1 「生命尊び心身の健康の増進を図り節度と調和のある生活をする」(自他の生命を尊重し,心身を鍛えて健康の増進を図るとともに,衝動的に行動することなく,自制して堅実な生活を築いて行くように努める。) (倫理)内容(3) 現代社会と倫理
イ 思索と倫理的自覚
○ 現代社会に生きる人間として自らを形成する課題について指導する。これについては,現代社会に生きる人間の一般的課題について学習するのではなく,自らを形成する課題として生徒自らが自覚を深めていくようにする。


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