研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-072/170page
観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連 職業と余暇
(2時間)将来職業人として生きるための自覚を養う。また,仕事の中にいかにしたら自己実現をはかり,生きがいを見出せるかについても考えさせる。 じる条件
展開例(24) P151〜159)
○ 『現代青年の意識と行動』(大日本図書P75〜85)
○ 『現代の生きがい』(見田宗介著 日経新書)職業生活の意義について理解させる。(道徳)6 「勤労の尊さを知るとともに,真の幸福を目指す充実した生き方を追求する。」 (自分のなすべきことをやり遂げて,働くことの喜ぴを知り,職業についての正しい理解の基礎をつくるとともに,余暇の有効な活用を図り,目先の欲求のみにとらわれず,心から満足できる生きがいを求めるように努める。)
問題や労働組合の動き,失業対策と職業再訓練対策などの問題について,経済構造や国民福祉の向上などと関連させながら理解させることも考えられる。
※特別活動 第2 内容 A ホームルーム
(3)進路の適切な選択決定に関すること。○ 現代社会において余暇が増大する原因に着目させ,余暇の意味を理解し,さらに余暇の活用が現代人の課題になっていることについて考えさせる。 2 現代社会と余暇
(1)余暇の増大(余暇が発生し,増大した原因
(2)余暇の意味
(3)余暇と生きがい(4)余暇の活用 (高校生の自由時間の使い方)○ 「現代青年の生きがい」(金子書房P213〜256)
○ 『現代の生きがい』(見田宗介著 日経新書P163〜176)○ 余暇を楽しむだけでなく,余暇が人間の社会生活と文化の創造にどのような意味をもつかという観点から展開する。
○ 統計資料を十分活用し生徒自身の問題として取り組ませるようにする。
○ 欧米と日本の余暇利用の比較や,家庭の主婦の余暇のあり方などについても考えさせる。