研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-074/170page

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観点 ねらい 内容 資料 指導上の留意点 中学校との関連 選択科目との関連
自由・権利と責任
(2時間)
○ 自由・権利と責任・義務が調和されてはじめて,民主社会が維持されることを身近な問題に結ぴつけながら考えさせる。 1 自由・権利と責任・義務
(1)自由と権利
(2)責任と義務
(3)自由と責任(4)権利と義務
○ 「自由と権利」(村井実『人間の権利』講談社P247〜249) ○ 日本国憲法が保障している政治・経済・社会的な自由・権利に関する表を作成し,それらに対して私たちが果たさねばならない責任・義務を記入して比較させる。(例)言論の自由〜中傷・悪口をさける。 (道徳)15 「法の精神と権利・義務の意義を理解し社会の規律を高めていく。」(遵法の精神を重んじ,権利と義務との関連を考えて権利を正しく主張し,義務を遂行するとともに,力を合わせて社会の秩序と規律を高めていくように努める) ○ 「現代社会」の内容の「民主社会の倫理」の発展として,人間の自由と平等,個人の尊重と社会的連帯などに関連した事項を取り上げる。
○ 「自由と規律」を読ませ,"自由"について考えさせる。 2 "自由"と"放縦"とのちがいについて討論させる。 ○ 「自由と規律」(池田潔 岩波書店) ○ 自由を考えさせる視点として放縦との違いを明らかにする。
人間の尊厳と平等(2時間) ○ 日常生活の中で人間の尊重を実践していくことの重要性を自覚させ,どのように行動に移したらよいか具体的に考えさせる。 1 人間の尊厳
(1)人間の尊きと白常生活
(2)人間の尊きの根拠
(3)人間尊重の実践
○ マザー・テレサの訴え「兵器のお金でミルクを」(朝日新聞1981.4.29) ○ ナイチンゲールやマザー・テレサなどの活動について調べさせ,人間尊重の実践の尊さに気付かせるようにする。
○ 「人間の生命の尊重」での学習と重複しないように留意する。
(道徳)5 「自分と異なる考えや立場も尊重し,いろいろなものの見方や考え方があることを理解して,他に学ぶ広い心をもつ。」(公民)内容(1) 民主主義と現代の社会生活 (倫理)内容(1) 人間の自覚イ 現代に生きる思想
○ 人間の尊重の取り扱いについては,先哲が人間をどうみたか,どのような考え方から人間の尊重が主張されるようになったかなどを中心に,人間

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