研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-075/170page
人間の尊厳と平等(2時間) ○ 日常生活の中で各人の個性を認め平等を実現するためにはどうしたらよいか具体的に考えさせる。 2 個性の尊重と人間の平等
(1)差別したことと差別されたこと
(2)現代の社会的差別
(3)平等実現への努力
展開例(25)
○ 「世界人権宣言」第1条,第2条,第7条
○ 「身体障害者を見る眼」(朝日新聞 天声人語1976.10.29)
○ 「性差別」(朝日新聞1981.3.29)○ 今日でも,社会的差別が存在していること,それが人権を侵害していることを具体的に考えさせる。
○ 私たち一人ひとりが,日常生活の中で差別をしないよう心がけ,実践することが大切であることに気付かせる。(道徳)12 「家庭や地域社会の一員としての自覚をもち,協力し合って協同生活の充実を図る。」(家族や日常接する人々,更には先人たちに支えられている自己の立場を自覚し,尊敬と感謝の気持ちを深めるとともに,明るい家庭の建設や郷土の発展に尽くすように努める。) の尊重という考え方が歴史的にどのように形成されてきたかを明らかにしていく。 「現代社会」を学んで(3時間) ○ 人間は共同生活を営んでいるから社会的連帯が大切であることを自覚させる。
○ 国際社会においても人間の共同が特に必要な時代であることを理解させる。1 社会的連帯の精神と博愛
(1)社会的連帯の意義
(2)家族・郷土・国家への愛
(3)国際社会と人間の共同
(4)国際社会における日本の役割○ 「親と子の結ぴつき」(松原治郎著『現代の青年』中央公論社P24,72) ○ 現代社会にあっては,人間の連帯意識が稀薄になっているので,生徒の身近な人間関係から連帯の重要性を認識させるようにしたい。 (道徳)13 「自分の属する様々な集団の意義を理解し,協力し合って集団生活の向上を図る。」(学校,学級など,自己の属する集団を愛する心を育て,規則を尊重し,進んで自己の役割を果たすとともに,和を重んじ,自己心や狭い中間意識を克服して集団生活の向上に貢献するよう努める。) (倫理)内容(3) 現代社会と倫理
イ 思索と倫理的自覚
○ 生徒の作文や手記などを教材として取り上げ,生徒が自らのよりよい人生の実現を求めていくときの基本的な課題と関連させながら,それを自覚的に深めて行くような指導も考えられる。○ 「21世紀の課題」 2 「21世紀の課題」につ ○ 『青年は何をな