研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-078/170page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

資料 1) 阿武隈川のさけ親魚採捕数の推移(福島県)―福島県水産課の資料による―

1,952 1,953 1,954 1,955 1,956 1,957 1,958 1,959 1,960 1,961 1,962 1,963 1,964
3,533 1,219 4,535 2,244 1,834 3,057 7,700 2,215 307 9 303 341 142
1,965 1,966 1,967 1,968 1,969 1,970 1,971 1,972 1,973 1,974 1,975 1,976 1,977
27 145 584 254 50 493 695 114 127 297 317 145 246
1,978 1,979 1,980  
102 219 697

資料 2) ひろがる東京砂漠
生物後退曲線(ホタル・東京都の場合)

生物後退曲線(ホタル・東京都の場合)

生物後退曲線(ホタル・東京都の場合)

図中の数字は西暦年をあらわす。東京の自然史研究会「失われた東京の自然・中間報告」(「経済」1973年8月号) トンボ類退行前線(アキアカネ,ウスバキトンボを除く)(品田穣氏調査より) 自然の後退 (数字は昭和の年号を示す)(田畑貞寿氏緑被度調査より)
資料3) 国土開発と自然保護

現在,日本では,山野の樹木がかたっぱしから乱伐され,山という山がつきつぎと丸坊主にされてゆく。自然の緑が失われるだけでなく,水害や土砂くずれの被害が副次的におそってくる。そういう問題がでているわけだけれども,これなどもとをただせば,日本人の植物にたいする過度の信頼感が原因だと考えられる。つまり,山野の樹木などというものは,人間の必要なだけいくらでも切って使えば,あとはひとりでに生えてきて,いくらでも補いがつくという認識があったからである。事実,日本人が斧とのこぎりで木を切っていたあいだは,たしかにその通りであった。植物の天然の補給は可能だったのである。ところが,近年になって,欧米から大型の開発機械がどっと輸入された。それらのトラクターやブルドーザーなど,いずれも欧米で発明され.実用化されてきたものである。だが欧米ではそれらの機械をつかう反面で,かならず切っただけの分に相当する補償作業をいっぽうでおこなってきた。
ところが,日本はその補償作業を学ばず,機械のみを輸入して,従来の斧やのこぎりの時代とおなじ


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。