研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-114/170page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

展開例 (13)
1 小項目 日本の生活文化と伝統
2 指導目標 身近な日本の社会において,自らが属する社会の基盤となっている生活文化とそこに流れる伝統を理解して,自己形成の課題を明確にするとともに,それを受け継ぎ発展させていく意欲を育てる。
3 指導計画 (1) 衣食住と日本の風土………………6時間
(2) 日本人の生き方と日大の風土………2時間(本時は1時間目)
(3) 文化の受容と創造…………3時間
4 本時の学習指導案

題材 むかしからの行事
ねらい わたしたちの生活の仕方,とくに日本人の感じ方や考え方や行動の仕方の伝統が日本の風土とのかかわりのながから創造されたものであることを理解させる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 身近な年中行事 ○ 身近な年中行事を取り上げ,次の項目と関連づけて話し合う。・行事食(ハレの食べもの)・季節や生活のリズム ○ 雛まつりの白酒,五月節句の柏餅,年越そば,正月のおせちなど現在も行われているものを取り上げる。
展開 2 節日と行事食
3 葉山信仰
4 羽山ごもり
○ 資料1)を読み,節日と行事食について理解する。
○ 資料2)を読み,葉山信仰について理解し.自分の市町村に"はやま"とよばれる山があるかどうか話し合う。
○ 資料3)を読み,羽山ごもりのいわれや意味,心の動きや信仰について考える。
○ 食べたことがあるものを具体的にあげさせる。
○ 年中行事と民俗行事・宗教行事との関係を説明する。
○ 特に豊作を祈願する心情をくみとらせる。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 行事の成立した基盤をまとめる。・細長い列島 ・四季の変化・稲作農業  ・文化の受容
○ 次時の予告(日本人の生き方)を聞く。
○ 年中行事や伝統的な民俗・芸能など自らの属する文化への理解と愛情を育てる。


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。