研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-141/170page

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展開例 (21)
1 小項目 よく生きることと生きがいの追求
2 指導目標 倫理的価値と人格,人生における宗教の意義,芸術と人生,職業と余暇などを観点として,よりよい生き方とは何か,生きがいを何に求めたらよいかということについて考えさせ,生徒が充実した人生を求めていく手掛りを得させる。
3 指導計画 (1) 倫理的価値と人格……………3時間(本時は2時間目)
(2) 人生における宗教の意義………4時間
(3) 芸術と人生……………………2時間
(4) 職業と余暇…………………2時間
4 本時の学習指導案

題材 生きがいの追求
ねらい 生きがいとは,より高くより豊かな価値を実現する過程における自己充実感であることを理解させる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 「生きがい」についての問題提起 ○ 資料1)を読み,「生きがい」は精神のパンということについて考える。 ○ 本時の学習内容を確認させる。
展開 2 生きがいとは何か。
3 生きがいの特徴
4 私の生きがい
○ 日本語にだけある「生きがい」ということばの意味を理解する。
○ 「生きがい」について,具体例をもとに理解する。
・生きがい欲求
・生きがい感
・生きがい対象
○ 資料2)を参考にして,「生きがいのある生活とは」という題で短文を書き,発表する。
○ 生きがいということばの理解がなされているか,質間してみる。
○ 生きがいは,よりよく生きてゆこうとする意志があるときのみ出現するものであることを理解させる。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 現代社会において,「生きがいが問われる意味」について考える。
○ 次時の予告(より高い価値の追求)を聞く。
本時のねらいが理解できたか生徒に質間してみる。


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