研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-143/170page

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展開例 (22)
1 小項目 よく生きることと生きがいの追求
2 指導目標 倫理的価値と人格,人生における宗教の意義,芸術と人生,職業と余暇などを観点として,よりよい生き方とは何か,生きがいを何に求めたらよいかということについて考えさせ,生徒が充実した人生を求めていく手掛りを得させる。
3 指導計画
(1) 倫理的価値と人格……………3時間

(2) 人生における宗教の意義………4時間(本時は1時間目)

(3) 芸術と人生……………2時間
(4) 職業と余暇……………………2時間
4 本時の学習指導案

題材 有限性の自覚
ねらい 人間は有限であり,それを自覚することによって人間の力を超えたものを感じとるところから,よりよく生きることについて考えさせる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 宗教への道 ○ 近親者の死や交通事故死などを例として,人間の有限性について話し合う。 ○ 近親者の死などを通して,人間のはかなさを考えたことがないかなど,具体的な問題について話し合わせる。
展開 2 生命の尊さ
3 人間の死について
4 宗教的な心
○ 資料1),2)を読み,生命の尊さについて考え,感想を述べる。
○ 資料3)を読み,一体「死」とは人間にとって何であるかについて考え,話し合う。
○ 人間の有限性の中にこそ,宗教心が起ることを理解する。
○ 討議形式をとり入れて生徒の自主的な学習ができるようにする。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 資料3)を参考として,「人間の死」についての感想文を次時までに書く。
○ 次時の予告(仏陀の教え)を聞く。
○ 本時が次の授業にどのように結びつくかを説明する。


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