研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-147/170page

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展開例 (23)
1 小項目 よく生きることと生きがいの追求
2 指導目標 倫理的価値と人格,人生における宗教の意義,芸術と人生,職業と余暇などを観点として,よりよい生き方とは何か,生きがいを何に求めたらよいかということについて考えさせ,生徒が充実した人生を求めていく手掛りを得させる。
3 指導計画 (1) 倫理的価値と人格……3時間
(2) 人生における宗教の意義……4時間
(3) 芸術と人生……2時間(本時は2時間目)
(4) 職業と余暇………2時間
4 本時の学習指導案

題材 芸術作品の鑑賞
ねらい すぐれた芸術f乍品に接することにより,人生の豊かさと生きる喜びを感じ,さらに深く対象の生命にふれることによって,美についての感じ方や考え方を一層深めることができることに気付かせる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 絵画鑑賞 ○ 林武の作品「富士山」を鑑賞し,その印象を発表する。 ○ 美を創造する芸術家の生き方は人生をいかによりよく生きるかの追求でもあり,それがあるからこそ,その作品がみる者の心を打つことに気付かせる。
展開 2 画家の歩みとその生き方(欠けと人生)
3 鑑賞者の立場と芸術活動への参加
4 人生における美と芸術の意義
○ 資料1)を読み,「欠けと人生」について感想をのべる。
○ 山部赤人の「田児の浦に」の歌をよみ,画家と歌人の富士山に対する感動について話し合う。
○ いくつかの視点から考える。
・創造力のかん養
・より広い世界への開眼
・豊かな入間性
○ 画家,林武は,生きることと美の追求はともに欠けをならす永遠の営みであるとみたことを理解させるようにする。
○ 鑑賞者の限界を克服するためには,自分なりに芸術活動に参加することの大切さに気付かせる。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 上記の要点をノートにまとめる。
○ 次時の予告(職業と人生)を聞く。
 


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