学級担任・H・R・Tのための学校教育相談入門-135/222page
○家庭訪問をしても本人に会えない時や,口をきかない時
・柔軟な態度でのぞみ,臨機応変の処置をとる。
・無理に立ち入らない。
・口をきかなくても会ってくれる場合は,表情や態度から本人の気持ちをくみとり一緒に行動しながら関係づくりにつとめる。
○長い間休んでいても,連絡を断たないようにし,本人に対しては,「いつも心にかけている」ということを意識づける。
3) 校内における指導体制
○チーム・ワークを大切にし,教科担任,その他の教師との情報交換を行い,事態を正確に把握する。
○指導体制の確立を十分に図り,特に学年内における事例研究を行い,共通理解にもとづく指導が行われるようにする。
○専門機関への委託や,他機関の利用の時期を検討し,時期を失しないようにする。