平成9年度学力到達度調査研究-003/62page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

具体的には,

(1) 本県の児童生徒の国語,算数・数学,英語の学力の到達状況を「大領域」,「中領域」別に見た場合,全国のそれと比較してどの程度であり,どのような傾向や特徴があるのか。また,成績分布にはどのような特徴があるのか。

(2) 平成7年度の調査と比較した場合,「大領域」,「中領域」ごとの学力到達状況や成績分布にはどのような変容があるのか。

(3) (1),(2)の分析,考察から本県の学力向上を図る上での課題と思われる領域や項目に関して,その課題解決のためにどのような指導例が考えられるか。

等について,調査,分析,研究を進め,平成8年度研究「『学力到達度調査』に関わるテストの分析結果と考察」等を活用しながら,各学校における教科指導の改善,授業の改善の視点を提供し,本県の「学力向上」に寄与したいと考えた。

3 調査の方法

調査の方法は,平成7年度学力到達度調査とほぼ同様である。

(1) 使用する検査問題 「教研式・全国標準診断的学力検査・NRT」(図書文化社)検査問題の内容は,前回の調査と同じである。

(2) 対象学年及び教科 小学校5年国語,算数(小学校6年の1学期に実施)

               中学校2年国語,数学,英語(中学校3年の1学期に実施)

(3) 実施時期 平成9年4月〜7月

(4) サンプル数 抽出数の信頼度を県全体で95%以上に設定し,1教科について1500以上とした。注)

注) 標本数nの決定に当たっては,前回と同様に,次の論理式を用いる。

n≧N/(d/Kα)2N-1/P(1-P)+1

N:母集団の大きさ d:精度 P:正答率 Kα:信頼度1一αのときのt分布のtの値


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。