実践のための学校教育相談ハンドブック-005/083page
2 いつでも,どこでも,だれでも 学校における教育相談は,「いつでも,どこでも,だれでも」の考え方が基本です。「すべての教師が,すべての児童生徒に,あらゆる場面で」という姿勢で行うものです。それぞれの学校,それぞれの教師の創意工夫を生かして,教育相談を行いたいものです。
意図的に接触の機会をとらえて声をかけ,話をしてみてはいかがですか。
ふだんの授業や学級経営,忘れ物から遅刻の指導まで,児童生徒との日常のやりとりすべてが,そのまま教育相談の場と機会になります。常に,一人一人に対するかかわりを大切にし,児童生徒の変化(サイン)をとらえられる教師,いつでも児童生徒が見える教師でいたいものです。