No.
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項 目
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要 領
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中点とする。腕の左右の長さが異なる場合は長い方を採用する。) |
28
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指の細部 |
指の細部を正しく描いていること。すなわち描いてある全指が輪郭があって,長さが幅より大であること。2本の指のなす角が180。以内のこと。ここでは指の描き方だけが間題であるから,数は5本なくてもよい(1本でも条件に合わないものがあれば-となる)。 |
29
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頭の割合 |
頭の面積が胴の半分以下で1/10以上のもの。 |
30
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眼の向き |
瞳の位置が両眼一致していること (No.20が+であること)。 |
31
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胴の輪郭 |
胴についてNo.25と同様の基準で検討する(単純な円,橢円,四角でなく何らかの意図があること)。 |
32
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指の数 |
指の数が正しく5本描いてあるもの(両方の手共)。 |
33
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耳の位置と割合 |
耳の長さが幅より大きく,横向きなら中央に孔があって,位置は頭の横径の中央2/3以上は出ないこと (図1-1O)。 |
34
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腕および脚の輪郭 |
腕・脚とも輪郭があることはもちろん,ことに胴のつく所で小さくならないこと(No.16が+であること)。 |
35
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肩 |
肩がはっきりあらわされていること。胴から直接腕の出ているのは不可。角があるとか,丸みを帯びているとかして肩が示されている (No.15が+であること)。 |
36
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肩あるいは腕の関節 |
肩または腕の関節の片方でも,何らかの形で関節のあることが示されていること(No.15およびNo.35が+であること)。 |
37
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顎と額 |
眼の上,口の下にそれぞれ額・顎に相当する広さのあること(横向き…輪郭が存すればよい。正面向き…髪の下端と顎の間で,まゆと髪の間隔および口の下部から末端部までの間隔がそれぞれ1/5の空間があること)。 |
38
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掌 |
掌が指,および腕と区別して描いてあるもの(図1-11)。 |
39
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衣服の部分四つ以上 |
衣服の部分,たとえば帽子,靴,上衣,ネクタイ,ベルト,紐,釦,靴下,足袋,下駄などが四つ以上描いてあればよい。 |
40
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描線A |
描いた線が,しっかりしていて接続すべきところは接続し,途中で無用の交叉をしたり,重複したり,空隙を残したりしていないもの。 |
41
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脚の関節 |
膝または股(もちろん両方共でもよい)で関節の存在が示されていること(例:走っているところ)。 |
42
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鼻と口の輪郭 |
鼻と口とが輪郭があり,口には上唇と下唇があること。直線,円,四角の鼻は不可。 |
43
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横向きA |
横向きの場合で,頭,胴,および足が横向きに正しく描いてあること。 |
44
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鼻孔 |
鼻の孔が描いてあること。鼻孔だけでもよい。横向きの場合は"ひっかかり"があればよい(図1-12)。 |
45
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顔貌 |
顔が左右対称に描かれ,眼,耳,口,鼻など輪郭のあることはもちろん対称に描かれていること(バランスのよいこと)。横向きなら,眼の長さと頭の大きさの割合が整っていること。 |
46
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顎の突出 |
顎がはっきりあらわされているもの。横向きなら突出し,正面図なら唇の下に顔の輪郭と区別して顎が描かれていること。 |
47
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衣服の種類完成 |
衣服が全部揃っていて,不合理なく描いてあること。商売などの明瞭なコスチュ二ムを着ている。 |
48
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栂指の分化 |
栂指が他の指と区別されること。すなわち他の指より短く,位置が正しく描かれていること。 |
49
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横向きB |
No.43よりいっそう進み,眼の形を除く他のすべてのものが揃って間違いなく横向きに描いてあること。 |
50
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描線B |
No.40で1点を与え,さらに進んでいるものに1点を与える。すっきりした線,デッサン風になっているもの。 |