研究紀要27号 児童・生徒の学習能力の発達 - 029/082page
(4) どうして,書きだした文が,大事だと思ったのですか,そのわけをかいてください。
( )(5) だんらくのはじめの文で,「葉を合わせてしまいます。」とありますが,「葉を合わせる」のは,なんですか。
( )テスト3
つぎの文章をよみ,あとの問いに,こたえなさい。
西洋のむかしばなしには,よく,ふしぎな力を持っている小人が出てきて,こまっている人を助けたり,人間のみかたになったりします。これが,日本のむかしばなしとちがうことの一つです。みなさんがよく知っている「白雪ひめ」では,七人の小人が,二度も,わるいおきさきにころされた白雪ひめを,生きかえらせています。また,ひとばんで,くつを作りあげて,くつ屋を助ける小人の話もあります。「竹馬ガタ助」というグリムの童話では,ワラを金にかえる小人も出てきます。でも,中には,人にいたずらをする,わるい小人もいます。
問1 前の文しょうの中から,大事な文(まとめてのべている文)をひとつえらび―線をひきなさい。
池や田んぼのちかくで,黒っぱい地面の上で,小さな,黒っぽい色をした,かえるを見つけることがあります。また,茶色っぽいかれ葉の上にやはり,小さな,茶色っぽい色をしたかえるを見つけることがあります。また,みどりの草のかげに,みどり色の,やはり小さなかえるを見つけることがあります。ところが,これらのかえるは,色はちがっていても,同じあまがえるなのです。あまがえるは,自分のからだの色を,まわりの色にあわせて,ほかの動物に見つかりにくくしているのです。
問2 前の文しょうの中から,大事な文をひとつえらび―線をひきなさい。
チャイムが,学校中に,きれいな音をひぴかせています。一時間目のじょぎょうが終わったことを,チャイムの音で知らせているのです。きりのこい夜,とう台では,同じ調子のサイレンを,くりかえし,ならしています。サイレンの音でおきを走る船に,とう台のあることを知らせているのです。このように,人に何かを知らせるのに,音であいずをすることがたくさんあります。電話のベルも音によって知らせています。げんかんのブザーも,音によって,おきゃくさんのきたのを,知らせているのです。
問3 前の文しょうの中から,大事な文をひとつえらび―線をひきなさい。
テスト4
1.次の文章の中の「あれは」と「それは」は,何をさしていますか。
雲の上で,風の子どもたちが遊んでいました。
風の子のひとりが,雲の下をのぞいてみました。
下の町のあちらこちらに,いままで見たことのないものが,立っていました。
「おや,あれは何だろう。行ってみよう。」
風の子は,ひとりで雲からおりて行きました。おりてみると,それはこいのぽりでした。○答え ( )
2.次の(文の―をひいたことばは,なにをさしているでしょう。
むこうのほうに池が見えました。ごんべえがもは,そこにおりてやすもうとおもいました。そのとき,ごんべえがもは,なにか,ぐっと,ひっぱられるような気がしました。