研究紀要27号 児童・生徒の学習能力の発達 - 031/082page
ますか。
( )問3 8行から,14行までの文のうち,大事な,中心となる文は,なん行めの文ですか。
( )問4 25行に,「記号には,このほかにもいろいろいろなものがある。」と書いてありますが,どんなことを例にしていますか。2つ書きなさい。
( )「3に5を足して2を引いた数は,6に等しい。」ということを,これらの記号を使って表わしてみましょう。
3+5−2=6
となって,ことばを使うよりも短く,一目で意味を取ることができます。
また,知らない所へ行くときの道あん内になる地図にもいろいろな記号が,使われています。学校・ゆうびん局・鉄道・駅,港・山のちょう上・田や畑,川や橋,その他いろいろなものが,記号でかかれています。
ところで,物事を人に知らせたり,考えたことを人につたえたりするのに,ふつうは,ことばを使います。ことばは,ずいぶんこみいったことや,たいへんむずかしいことでも,よく表すことができます。
けれども,道路ひょう
意味をことばをたくさん使わなければなりません。
それでは,かえってわかりにくくなってしまいます。このようなときには,ひつようなことが一目でわかる記号を使うほうがべんりなのです。
しかし,このようにべんりな記号も,それが何を表わすか知らない人には,なんのことかわかりません。よく使われる記号は,それが何を表わしているか,よくおぼえておくことがたいせつです。
問5 10行めの「ところで」から,18行目の「べんりなのです。」までの文章は,何について,せつめいしていますか。まとめて,書きなさい。
問6 19行めの「それ」は,何をさしていますか。
( )問7 10行めの「ところで」ということばは,つぎのどんなとき使いますか。よいと思うものの番号に○をつけなさい。
1.前と同じような話をつづけるとき。
2.話をかえるとき。
3.前と,はんたいのことをいうとき。
4.前につづいて,くわしく説明するとき。問8 記号のとくちょうは,どんなことですか。(14行〜18行)
( )テスト(A)
鳥よりもはやく,鳥よりも高く
自由につばさを動かして,鳥のように空をとぶことができたら,どんなに楽しいことだろう。
―だれでも,こういうことを,一度ぐらい