研究紀要32号 教師の教育相談的態度の実態調査とその考察 - 014/020page

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最近の中学校や高校の保健室は,カウンセリング・ルーム化しているといわれる。このよ1うな観点からも,養護教諭の評価的態度は,、さらに低いものにして行く必要があろう(他の教職に比して低いが・養護教諭のプロフィールの中ではやはり評価的態度が最も高い。

図10・図11・図12・図13

B カウンセラー・テストの年齢別傾向分析について

 図14から図21までは,年齢別に見たカウンセリング態度の図表である。これらの表を年代別に概観し,その特徴と考察を下記してみる。

イ.25歳以下の図表については,評価的態度が最も高い点が異なる。
ロ.26〜30歳のプロフィールは,理解的態度を除いて最も平板になっている。
ハ.14から15・16・17と年齢が高くなるにつれて診断的傾向が強くなり,36歳〜40歳で最高になっている。

図14・図15・図16・図17・図18・図19・図20・図21

 以上の特質をよりよくとらえるために評価的態度と理解的態度を,年齢別の推移がわかるように図示してみた。図22がそれである。


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