研究紀要第33号 学習指導に関する研究 - 026/092page

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※ 相似の中心と各頂点を結んだ線分の延長上に対応点をとる場合
@ 点Oが内部にあるとき
@ 点Oが内部にあるとき

A 点0が辺上にあるとき
A 点0が辺上にあるとき

B 点0が頂点にあるとき(の図)

C 点0が外部にあるとき(の図)

D 点Oが辺の延長上にあるとき
D 点Oが辺の延長上にあるとき

 以上のようなすべての場合を教師がは握した上で教科書に記されている図をみることと,教科書の図そのものを理解するのにせいいっぱいの教師とでは,生徒が拡大・縮小を統合的にみられるかどうかで大きな差異がでてくるものです。
 また,このように統合した見方ができることは,次のような相似法への発展のさせ方にも当然違いがでてくるものです。教科書を教えることは誰もができるが,教科書で教えることの難しさはこんなことをさしているといえよう。

〔例〕 相似法の統合的なとらえ方
〔例〕 相似法の統合的なとらえ方


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