研究紀要第51号 「学習指導の個別化 個に応ずる研究」 -063/080page

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表2は,事後テストの結果のS−P表である。表中のSNOは生徒の出席番号を意味し,その下に,得点の高い順に生徒を並べた。また,PNOは問題番号を意味し,その右側に,正答率の高い順に問題を並べた。なお,○は正解,×は誤答,・は無答を示す。例えば,出席番号1番の生徒は,誤答が1−(3),2−(2),3−(1),6−(5)の四つで,無答が3−(3)一つ,他の22題は正解であったことを示している。

このS−P表により,次のことがいえよう。
平均正答率は74%で,正答率80%以上の者が全体の半数をしめ,上位得点者が多い。
反面,正答率50%を切る生徒が6名おり,得点のばらつきは大きい。

表2 S−P表(事後テスト)
表2 S−P表(事後テスト)


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