英語の復習に対して,プラスの変化とマイナスの変化が,同じ程度にみられ,特に,マイナスの変化に対して推察できることは,授業中での理解力が増し,復習の必要性がなくなり復習をしなくなったことや,計画的に予習に取り組むようになったため,復習に対する時間的余裕がなくなったため,などが考えられる。
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あなたは,英語の学習の中で,特にどんなことに興味がありますか。 |
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ア.英語を聞いたり,話したりすること
イ.英語を読むこと(音読,黙読,日本文に訳すこと)
ウ.英語を書くこと
エ.英語の文法を学ぶこと |
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ア |
イ |
ウ |
エ |
計 |
ア |
8 |
4 |
3 |
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15 |
イ |
1 |
6 |
1 |
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8 |
ウ |
1 |
6 |
5 |
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12 |
エ |
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1 |
|
4 |
5 |
計 |
10 |
17 |
9 |
4 |
40 |
Hearing,Speakingの領域に興味を示す生徒が,イの英語を読むことから4名,ウの英語を書くことから3名と,計7名も増加しており,他の領域に興味を示す生徒よりもかなり増えていることが理解できる。このことは,統計的には,変化の有意差が認められなくとも,解決策に基づく検証授業が有効であったのではないかと推察される。
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あなたは,毎時間の授業で,めあて(何を学習するのか)が,はっきりわかって授業にのぞんでいますか。 |
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ア.ほとんどわかっている
イ.大体わかっている
ウ.どちらかというとわかっていないことが多い
エ.ほとんどわからないで授業にのぞんでいる |
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ア |
イ |
ウ |
エ |
計 |
ア |
1 |
3 |
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4 |
イ |
1 |
11 |
5 |
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17 |
ウ |
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3 |
9 |
5 |
17 |
エ |
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1 |
|
1 |
2 |
計 |
2 |
18 |
14 |
6 |
40 |
「学習のめあて表」により,めあてをもって授業に取り組むようになったという生徒が,事前の調査から比較すると13名も増加していることは,「学習のめあて表」が,毎時のめあてをもたせる方策としては有効であると推察され,今後とも継続して使用することにより,かなりの効果が期待される。
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あなたは,毎時間の授業が終わったあとで何がわかって,何がよくわからなかったかを考えることがありますか。 |
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ア.よく考える
イ.どちらかといえば考える
ウ.どちらかといえば考えない
エ.考えない |
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ア |
イ |
ウ |
エ |
計 |
ア |
2 |
2 |
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4 |
イ |
1 |
9 |
1 |
2 |
13 |
ウ |
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7 |
7 |
3 |
17 |
エ |
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3 |
3 |
6 |
計 |
3 |
18 |
11 |
8 |
40 |
英語学習の中で,わかったことと,わからなかったことが,自分で指摘することができるようになったかの質問に対して,プラスの変化よりマイナスの変化が多くみられることから,わかったことと,よくわからなかった点をあいまいにして授業にのぞんでいる生徒が多いことが推察され,今後の課題としなければならないといえる。
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あなたは,英語の学習でつまずいたり,わからないことがあった場合どうしますか。 |