研究紀要第56号 「学習指導と評価に関する研究 第1年次・実態調査」 -039/053page

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ある。
・情意面の評価が難かしく,それが客観でなくどうしても主観におちいってしまう。(小高国)
・「関心・態度」など情意面の評価が難かしく,客観的にと考えるが,主観的になっていると思われる。(小高社)
・「関心・態度」の評価が非常に主観的になる。(中数)
・評価の科学的理解が研究不足で,特に,情意面(関心・態度)は,主観的な評価,経験的な評価になりがちである。(小高社)
・「数学に対する関心・態度」の客観的な評価のあり方は,どのようにすればよいか悩んでいる。(中数)
・「関心・態度」についての評価墓準の設定など,設定のし方そのものに主観がはいり込みやすく,このあたりの客観的判断をどのようにしたらよいか迷っている。(中社)
・関心・態度(情意面)の評価のし方が,もう一歩自信をもってすすめることができないでいる。(小低算)

 すなわち,情意面(関心・態度)については,その評価の方法.手段がわからないため,評価が主観的になってしまって,不安であるという悩みである。

・情意面(関心・態度)の評価について,具体的に数字に出るような評価の方法がほしい。(中理)
・情意面(関心・態度)に対する評価の観点や尺度があいまいである。数量化する手だてはないものか。(小中理)

そこで,当然のことながら,情意面(関心・態度など)の評価についての科学的・客観的な評定尺度・方法を求める要望が数多くあった。


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