研究紀要第60号 「『関心・態度』の評価に関する研究」 -028/049page
段階 学習活動・内容 時間 教師の働き掛け(▲資料) 予想される児童の反応 「関心・態度」の評価
(F.B.フィードバックの略)(3) グループで地図上に500万t分のプールを作り,笹谷小のプールとくらべる。
○ 笹谷小のプールが,1,800個分○ 袋から取り出して500万tは笹谷小のプール何個分か数え,福島市の地図(▲TP2)に各グループで,500万t入るプールを作って,笹谷小のプールと比べてください。
○ 班長さんは,用紙を取りに来なさい。ほかの人は,グループを作りなさい。○ さあ,それでは,グループごとに500万tの水の一入るプールを作りなさい。どんな大きさのプールになるでしょうね。→
→ →
→ 下位目標3
(作業が終了したところで)
○ それでは,各班から作業した結果を発表してもらいましょう。
○ 作ってみて,どう思いましたか。
○ そのほかの人で,作業して感じたことや気が付いたことがあったら発表してください。
○ そうですね。みなさんが作業して分かったように,この(▲TP1,2)ような計算で,18,000個のプールができるのですね。500万tの水ってすごい量ですね。○ グループごとに,500万tの水の入るプールを地図上に作る作業を進める。
○ 500万t分の水は,笹谷小のプール18,000個分でした。
○ ものすごく広いと思いました。
○ 福島市のこれだけの部分がプールなんてとても考えられませんでした。
○ 一日にこんなに水を使うとは思いませんでした。
製鉄所における水の必要量を身近なものと比較するために,進んで取り組んでいるか。
F.B.未達成の児童を発見した場合,直ちに個別指導をする。まとめる 4 本時のまとめをする。
(1) 次時の学習について話し合う。
10' ○ ところで,こんなにたくさんの水はどこから取るのだろうね。
○ 本当にそうですね。この次の時間は,このことについて考えてみましょう。○ 海の水
○ 高梁川の水
○ 水道の水(2) プリントを基に本時のまとめを書く。
(3) 発表する。○ 今日の学習のまとめをノートに書きましょう。→
→ →
→ 下位目標4○ 発表してもらいましょう。
(2〜3名に発表させる)
○ これで,今日の学習を終わります。○
○
○製鉄業における水の必要量を感動を持ってとらえているか。
F.B.未達成者が大量にある場合は次時の導入の仕方に十分留意する。比較的少数の場合は,次の時間まで,当該児の個別指導をしておく。