研究紀要第61号 「生徒指導に関する研究」 -032/043page

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全体的にみて,これが児童生徒の一般的な姿ではないかとみることができる。しかし,これは周全体的にみて,これが児童生徒の一般的な姿ではないかとみることができる。しかし,これは周

耐性特性〔自己防衛(逃避・自己主張)〕  家庭生活の場面

〔児童生徒〕

問い 夏休み中は,一日にテレビをみる時間は2時問にすると家の人とやくそくしましたが,守れそうにもありません。あなたならどうしますか。

〔自己防衛(逃避・自己主張)〕

この調査は,約束という事象を通して自己防衛の働きをみようとしたものである。結果においては,「約束をできるだけ守る」が最も多く,予想と一致し,ほぼ望ましい姿とみることができる。

しかし,選択肢1,2のように「約束をさせた人が悪い」というように,いわば自分の都合のいいように合理化したりする児童生徒が意外と多いことである。しかし,中学生に「約束させた家の人が悪いので守らなくてもよい」という考えが15%近くあることにも目を向けなければならない。

ここに,自己の心身を脅かすものに対して,自分が約束を守ろうとしないで,他に責任を転嫁したり,逃避する働きがあるとみることができる。

耐性特性〔目標・価値観の喪失(目標不明確)〕  学校生活の場面

〔児童生徒〕

問い 友だちのかわりに代表委員会に出るように言われたとき,あなたはどう思いますか。

〔目標・価値観の喪失(目標不明確)〕


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