研究紀要第72号 「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究 第1年次」 -052/126page
2.個人差に応じた指導の現状
(1) 個人差に応じた指導の必要性
〔設問 1〕 個人差に応じた指導の必要性を感じますか。
・結果と分析
<図 2−1> 個人差に応じた指導の必要性(校種別)
- 個人差に応じた指導の必要性は,小・中・高等学校とも「強く感じる」,「感じる」を合わせた割合が非常に高くなっている。
- 「強く感じる」については,小・中・高等学校と進むにつれて,割合が低くなっている。なかでも高等学校は,小・中学校に比べてかなり低くなっている。
- 「あまり感じない」については,小・中学校の割合がわずかであるのに比べて,高等学校ではやや高い割合になっている。
(2) 個人差を感じる対象
〔設問 2〕 児童生徒のどのような面に特に個人差を感じていますか。(複数回答可)
・結果と分析
<図 2−2> 個人差を感じる対象(校種別)