研究紀要第74号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第2年次」 -027/137page

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    (YES,NO評価)
  • 《3》理解しやすくするための図表化等の処理がなされたか。
  • 《4》主題設定の内容・方法を検討するための資料が準備できたか。

NOの場合,次のような方法が考えられる。アンケート,チェックリスト,各 種教育検査,ソシオメトリー,などを用い,表,グラフ,特性要因図,度数分 布図などで検討する。

(2)資料をもとに内容を検討し,主題を設定する。(YES,NO評価)

○評価内容には次のような例が上げられる。

  • 《1》実態の分析結果が明らかになったか。
  • 《2》主題を絞ることができたか。
  • 《3》文献や他校の研究等を参考にしながら研究の見通しができたか。
  • 《4》学校の現状から質的なレベル,期間,実現可能性等から適切か。
  • 《5》主題が設定されたか。

NOの場合,次のような方法が考えられる。データを数値化頗表化したり, S−P表を利用して分析する。プレインストーミング法,KJ法を用いて創意 工夫をこらし検討する。《4》が適当でないときは《3》から検討しなおす。

 

【3】仮説設定に関する内容・方法を明確にする。

(1)実態分析結果と関連する文献等の資料をもとに検討する内容・方法を明確にする。(YES,NO評価) 

○評価内容には次のような例が考えられる。

  • 《1》研究対象,範囲を明確にしたか。
  • 《2》期待される変容を明確に示したか。
  • 《3》具体的な資料などをもとに話し合い,創意工夫をこらし,手だてを工夫したか。
  • 《4》文献等を参考に仮説の理論づけができたか。

NOの場合,次のような方法が考えられる。プレインストーミング法,KJ法 等を用いて特性要因図等を作ってアイディア,意見を集めまとめる。《3》が明確 にならないときは《1》から検討しなおす。《4》が明確にならないときは《2》から検討しなおす。

(2)(1)にもとづいて仮説設定をする。(YES,NO評価) ○評価内容には次のような例が考えられる。

  上記《1》〜《4》をふまえて仮説設定ができたか。


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