研究紀要第74号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第2年次」 -029/137page

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    (3)検証授業の準備をする。(YES,NO評価) ○評価内容には次のような例が考えられる。
  • 《1》授業仮説の観点・内容などを理解したか。 
  • 《2》授業観察の方法に習熟したか。
  • 《3》授業観察の分担・内容を理解したか。 
  • 《4》データをどのように処理するか理解したか。 
  • 《5》観察用紙,場所,用具・機器等の準備をしたか。 
  • 《6》検証授業の準備が完了したことを確認したか。

NOの場合,次のような方法が考えられる。《1》では検証授業案を確認する。ま たは授業者や研修主任に確認する。《2》では前もって練習して,より正確なデー タを得るよう習熟しておく。《3》ではリーダーが具体的に説明する。《4》では事前 テスト,事後テスト等の結果をS−P表や有効度指数を求めグラフにしたり, レーダーチャート等にする。《5》では担当者自身が確認する。《6》ではリーダー等 が確認し,必要に応じて指示し確認する。検証授業中もその配慮をする。

【2】事後研究に関 する方法を明確 にする。 

(1)事後研究のための資料内容を 明確にする。(YES,NO評価)

○評価内容には次のような例が考えられる。

  • 《1》授業観察の進め方等,改善できた部分,改善を必要とする部分をまとめたか。
  • 《2》テスト等から授業仮説に対する診断ができる内容にまとめたか。
  • 《3》授業観察記録等から授業仮説に対する診断ができる内容にまとめたか。
  • 《4》授業仮説の有効性を検討する資料ができたか。

NOの場合,次のような方法が考えられる。《1》では授業仮説検証のための内容に 絞ってまとめ.その他の内容については今後の検討課題として記録を累積する 《2》ではS−P表,グラフ.レーダーチャート,有効度指数等を用いる。《3》では 目的の内容にまとめるためにはKJ法等を用いる。《4》では《2》〜《3》の内容を具体的 にまとめる。

 (2)資料をもとに授業仮説の有効性を検討する。  (YES,NO評価)

○評価内容には次のような例が考えられる。

 


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