研究紀要第74号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第2年次」 -030/137page

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  • 《1》検証授業の進め方等で改善できた部分と改善を必要とする部分を明確にできたか 
  • 《2》テスト等から子どもの変容が考察できたか。
  • 《3》授業観察記録等から子どもの変容を考察できたか。 
  • 《4》授業仮説の有効性が診断できたか。 
  • 《5》今後の研究の進め方等に,残された課題を明確にしたか。

NOの場合,次のような方法が考えられる。《1》ではKJ法等で数量的に集計し 図表化する。《2》ではデータの処理法を変え変容が分かるようにする。《3》では質問 紙法・面接,VTR等の内容から児童・生徒の変容についてまとめる。《4》では《2》 《3》をもとにして子どもの実態をとらえたデータの信頼性,仮説とその表現の仕方 の妥当性,指導案にもとづいた方法や進め方の客観性等を検討しなおす。また どうして予想に反したかを理論づけし,次の授業仮説設定に役立てる。《5》残さ れた課題を項目化したりして記録を累積する。また,研究の効果を維持するた めの方法も明らかにしておく。


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