研究紀要第74号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第2年次」 -036/137page

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  要望・意見等  



校内研修会の実施について(1)校内における諸研修        
1 研修日の位置づけは適切であったか。        
2 研修期間の実質的な確保をしたか。        
     

○評価の方法は学校の実態に応じて工夫する 必要があるが,その他として次のようなもの が考えられる。

・学年主任,教科主任等からのアンケートによる方法・学年,教科等で話し合い集約する方法・全員による話し合いからまとめる方法・現職研修委員会等でまとめる方法 など

<時期について>
 

○評価の時期については,学校運営全体との 関わりや,研修推進についての形成的評価と の関連をふまえながら,研修推進の各段階の 終末において行うのがよい。

○一般的に行われている学期ごとの評価では 学校運営全体の立場から研修推進と密接な関 連があるものに限定するのがよい。

□計画にしたがって段階ごとの総括的評価を実施する。 【1】評価内容,方法について確認する。

○評価が適切に行われるよう,目的や意味, 内容・方法等について確認し,関係者もしく は全員に知らせる。

○回収や集計の手順についても共通理解を図 るとともに,協力が得られるようにする。

○内容によっては,該当しないことや.それ ぞれの立場によって解釈が異なるようなとき にはあらかじめ記入上の説明をする。

【2】評価を実施し結果の集約をする。

○評価は各段階終了後直ちに実施し,その後 の処理については目的が十分達成されるよう にし効率的かつ迅速にできるようにする。

○話し合い等の資料となるようデータの整理 をする。(数値化,グラフ化,コンピュータ 等による処理)

○評価結果から.今年度の成果と残された課 題を明確にする。

*評価結果の解釈,検討及び今後への生かし方を考える。(以下「次年度に生かす評価結果活用のあり方・すすめ方」で述べる)


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