研究紀要第74号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第2年次」 -038/137page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

校内研修の評価結果を生かす内容 方法を明確にして次年度に活用す るにはどうしたらよいか。

 

 

【2】成果と課題を次年度に生かす ための検討資料を準備する。

 

○次年度に生かす資料の準備は次の観点でまとめる。

・次年度に成果をどう生かすか・残された課題にどう取り組むか

○再確認段階での確認内容をもとに次のような検討資料を作成する。

ア.成果の生かし方

 (記入例)
成果内容

成果の要因

成果の生かし方 検討
段階
・場面
方法 分担 限定 充実の予想
各段階において資料の収集整理保管が図られ利用されるようになった。 資料収集係担当者の自己啓発により,教育機関や先進校の研究内容が収集され提示された。
 これらの資料がファイルに綴じられ整理された。
計画段階・実施段階省略      
評価段階

資料の整理保管

収集した資料と自校の各種資料の整理保管にワープロやコンピュータ等を用いデータベース化し検索しやすくする。 資料係 F・E データベース化により必要な資料等を敏速に探すことができるようになるので,資料の有効な活用が図られよう。

 

     

○成果内容には総括的評価で成果と認められたものを記入する。 

○充実の予想の欄には,現職研修委員会等での協議の結果,総統・発展が予想 される項目について記入する。 

○検討の欄は【3】の限定後に記入する。また,限定の欄は,検討限定の協議会に おいて次年度に生かす観点項目A,B,C・・・H(後述)を限定した理由 として記入する。 

 イ.課題への取り組み

(記入例)
課題内容

問題の要因

改善のための取り組み方 検討
段階
・場面
方法 分担 限定 解決の予想
教師一人 教師一人 計画段階 次のような集約の    C・G 児童生徒の実態と教

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。