研究紀要第75号 「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究 第2年次」 -070/137page

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第13時の学習=まとめ

 本時は見学・調査の結果,わかったことを自分の得意な表現方法を用いてまとめる学習である。ある児童は絵を用いてまとめ,ある児童は表を作成してまとめるなど多様である。

 また,演繹・帰納の各思考型それぞれの課題解決の流れに沿ってまとめることを指示している。さら に,直観型の児童に対しては,わかった事実に対して自分なりの解釈を付け加えることを。反省型の児 童に対しては,わかった事実のつながりを考えた自分なりの考えを記入するよう指示した。

本時の目標

見てきたこと,調べてきたことを関連づけてまとめることができる。

本時の展開の概要
演繹型 帰納型

  T 

  • 今日は見学して調べてきたことをまとめる学習です。まとめ方をかいたプリントをわたしますので,このプリントに従ってま   とめてください。


(まとめの説明)

 

演繹直観型
(演繹直観型)

  T 

  • 今日は見学して調べてきたことをまとめる学習です。まとめ方をかいたプリントをわたしますので   このプリントに従ってまとめてください。
帰納反省型
(帰納反省型)

 

  • デザインを考えながら,かきはじめる。
  • 課題,予想,わかったこと・・・の順にまとめる。
  • 画用紙を切り抜き,立体的に表現する。

 

  C
  • (学習センターを利用)班毎に自由に場 所を決めて,まとめの学習に入る。
  • まとめ方がよく理解されていなかったのかなかなかはじめられない。
  • 絵をデザインしてのまとめ方をする。 
  • 気づいたことの話し合い(反省型)が見られない。
演繹型児童の作品
(演繹型児童の作品)
帰納型児童の作品
(帰納型児童の作品)

  T  

  • 商店会長さんとお客さんのインタビューテープを聞いて下さい。

  C

  • シルクスタンプについて店と客それぞれの立場からの話を聞く。

 

  T

  • 商店会長さんの話を聞いてください。

  C

  • 商店会で協力して行っていること,そしてそれらは何のために行っているのかについての話を聞く。

 


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