研究紀要第75号 「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究 第2年次」 -076/137page

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中で生かされるものと考えられる。したがって, 課題解決の過程において,「よさ」を生かす集団 の在り方及び活動場面をどのように設定するかが 大切である。

《2》 学習活動のそれぞれのステップどとに自己評 価・相互評価をすることにより,自己と集団との かかわり,自己の学習状況などを知ることから自 他の「よさ」の意識が深まる。

(2)研究の構想

 単元における基礎的・基本的な内容を分析し, これを生徒の実態に即して教材化する。一方,課 題解決の段階において一人一人の「よさ」を生か すためには,前もって個々の生徒像を的確に把握 しておくことが大切である。これらをもとに,仮 説が有効にはたらくことを目指した研究の構想を 下図に示す。この構想をもとに,福島市立吾妻中 学校第2学年3組の生徒39名に対して,検証授業 を含む実践研究を行う。

単元の研究構想図
単元の研究構想図


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