研究紀要第79号 「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究 第3年次」 -057/135page
2 表現特性に応じた学習活動
言語材料の定着を図る過程で,生徒一人一人の持つ表現特性を生かすため,「聞くこと・話すこと」,「読むこと」,「書くこと」に対応した学習プリントを準備した。
また,学習を進めるにあたって,同じ学習方法を選んだ生徒どうしでグループを編成させ,グループ内で,お互いの学習成果を確認し合うことや英語でのやりとりができるようにした。
<表現特性を生かすグループ活動を行うための資料>
( )番 氏名( Y・T )
◎ この次の時間は、自分の得意な面を生かしてグループ活動を行いたいと
思います。あなたは、次の3つのグループの中のどのグループで活動した
いですか。活動したいグループに○をつけてください。
また、なぜそのグループを選んだか、理由も書いてください。( )「聞く」・「話す」……絵を見ながら、相手に絵の内容について英語で説明する。
( )「読む」‥…英語の文章を読んで、そのあらすじをつかむ。
(○)「書く」‥…絵を見ながら、絵の内容を表す英文を書く。〔理由〕 前もそのグループでとても楽しかったし書いて内容を表すのが得意だから
【座席表の活用】 生徒の学習の様子を観察し,座席表に記入した。記入されたことは,「よさ」を生かす視点から指導に反映されていく。
【自己評価】
授業への取り組みについて,「よさ」とのかかわりから自己評価させた。
table border="1">2年3組 ( )番 氏名( Y・T ) 今日の授業をふりかえって 1.あなたは、どのグループを選びましたか。選んだグループに○をつけて
ください。
「聞く・話す」( ).「読む」( ).「書く」(○)2.今日のグループ活動の中で自分の得意な面が生かせましたか。
また、どんなところで生かせたと思いますか。プリントを見て文を書くのを、せいかくにできたので良かった。 3.今日の授業についての感想を書いてください。 授業の内容がわかり手を上げて発表することができたので良かったです
表現特性に応じた学習プリント